複数の部屋で水漏れ発生!修理費は……!?
シンクの下から水漏れをしているとの報を頂きました。大変です!
このマンションは、排水が隣室と床下で合流した構造となってました。
そこを一定の水量を越えた事によって溢れだす事に。なぜ?
まずは当社での簡易調査。パネルをめくると、既に腐食してました。
他の部屋も同様の現象が起きている可能性もあるのではないか??
……やはり、他の部屋も同様の状況になっていました。
これは……かなり大きな修理費となる予感ですが……?
家主様の負担金額は……えっ、4万円だけ?
直ちに、当社提携の水道工事業者へ連絡を入れ、調査を依頼。
それに伴い、保険会社への報告を入れます。
他室の調査なども入居者様立ち合いのもと、配管部分、腐食部分を補修を行います。
複数の部屋に渡っての被害だったので、かなりの金額になるのではと、家主様も不安になっておられましたが、殆どが保険で賄う事ができ、実際の持ち出しは4万円だけでした。
一般に、水道事故は保険が適用出来ず、かなり大きな持ち出し費用が掛かる物と考えておられる大家さんは多いです。
しかし、きちんと保険の内容を把握し、それに適した工事を行う事で、ここまで費用を抑える事が出来ます。
大きく費用を押される為のポイントは2つです
水漏れ事故で保険適用される箇所
調査と見積作成の際は、水漏れ原因と箇所の整理を慎重に行います。
当該マンションに掛けられていた保険は、水漏れ原因となる物の修理は保険適用外ですが、水漏れ箇所については適用となる物です。
今回の場合、このようになります
水漏れ原因(適用外) —> 配管部分
水漏れ箇所(適用対象) —> 床や壁
なので、見積書の作成の際は保険適用箇所と、適用外箇所の住み分けをきちんと行った物にする必要があります。
当社の場合、提携の水道工事業者と連携している事が大きな武器となり、それに則した見積と工事プラン作成を行う事が出来ます。この見積もり次第で、大家様の負担が大きく変わります。
もう一つのチェックポイントは「調査費用の付則」です
保険に入る前の事なので、事故が起こってからでは遅いですが、重要な要素です。
原因がはっきりしない事故の調査においては、特に調査費用が膨らみやすい物です。
特に今回の場合、複数の部屋に渡って被害が出ていますので、そのコストは余計に大きくなります。
この調査費用は、保険に付則されている物とされていない物がありますので、ここのチェックは重要です。
今回の物件の場合、付則されていたので、調査費用の持ち立しはゼロ円でした。
これは大変大きな差です。
保険の知識と知恵を持つか、ノウハウのある管理会社のご活用を
以上の流れで、大金が掛かるかと思われた事故においても、きちんとした対応を行う事で驚異的に負担を軽くする事が出来ました。
こういったケースで知らず知らずのうちに御自身でお支払いされておられる大家さんは数多いです。
保険の知識、知恵を持つか、そういった所に精通した管理会社に任せる事で、経費を大きく下げる事が出来ます。