最近では、犬や猫を家族の一員として迎え賃貸でもペットと一緒に暮らしたいと願っている人は少なくないはずです。ですがペット可物件が少ないのが現実です。こういったことを考えて他の物件との差別化を図り、入居率がアップするチャンスかもしれません。ですが思わぬトラブルを引き起こす可能性もありますので、「エントランスや廊下、公共施設では抱き上げて移動するやリードを必ずつける」「外部への放し飼いを禁止」等の飼い方のルールの充分な検討を行ってください。
最大のメリット
すでにペットを飼っている、これからペットを飼いたいと思っている方に向けてアピールができ、物件の競争率が高くなります。そしてペット可能な物件が少ない為、次の引っ越し先が見つかりにくいので入居期間が長くなります。
デメリットも…
「隣の部屋が匂う」「鳴き声がうるさい」「おしっこやフンの処理をしない」などペットに関するトラブルが多くなります。そして、ペット可物件は通常の物件より現状回復費用がかかります。ペット飼育のお客様に対しては、退去時に原状回復費用の請求など、予め備える必要もあるでしょう。敷金を多めに設定していても退去時の部屋の状態によっては、修復費用が範囲を超えてしまうと入居者の負担になることなど契約書に細かく記載し、事前にトラブルを防ぎマナーを見直しあいましょう!
もっと差別化を図るために
一般的なフローリングを、滑りにくく弾力性のあるクッションフロアにするとペットの足への負担が軽減され、水にも強く汚れても拭けるので飼い主さんにもメリットになりま
す。猫の場合、完全室内飼いが推進されており一生室内で過ごすには運動不足やストレスの心配がありますが、柱のない造作棚や好きな位置に設置できるダボレールを使った可動棚を取り付け、収納としてもキャットウォークとしても充実させることが可能です。
ペット飼育可能物件にすることによる、メリット・デメリットを理解していただいたうえで、他の物件から差別化を目指し、満室を目指しましょう☺